ノマド化する時代(著:大石哲之)

ノマドというと

「カフェでノートパソコンやタブレットを使ってカジュアルな服装で収入を得ている人」

のイメージでしたが、「ノマド化する時代」のテーマである「ノマド」は全然意味が違いました。

 

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「自由の楽園」と「殺伐たる砂漠」どちらに拠点をおける「ノマド」になるのか?ということが事例とともに書かれています。

◆貧富の差は広がり国外へ

真っ黒なカバーの後ろを見ると、もっと心が暗くなるような文言が並んでいました。

 

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「ノマド化する時代」が定義する「ノマド」とはフリーランスでオンライン(インターネット)で仕事をする人を指すのではありません。

企業などの団体に属さず、個人の能力でより自分や家族にメリットのある場所に拠点を移していったり、

あるいは逆に、仕事を求めて国境を越えて出稼ぎに行かざるを得ない人々を「ノマド」とくくっています。

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今年(2013年2月ごろ)発行された「ノマド化する時代」は250ページ以上ありますが、文字が大きく余白も広めのため読みやすいです。

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著者の大石哲之さんは、日本を含め世界中で今後「国家」や「国境」という概念が薄れ、貧富の差が広がっていくと論じています。

デザイナーや建築家、アナリスト、翻訳家など個人の能力で仕事を得られる人々は節税のために国境を越えて税率が低く、法整備が整い、安全な土地へ移動します。

大石氏はこのような人々を「ハイパーノマド」と表現しています。

事例で出てくる翻訳家の方は、出版社などの依頼主とのやりとりや納品はメールですむので、物価も安く子どもの教育を考えて東南アジアのインターナショナルスクールに通わせています。

このような例は個人だけでなく、法人のほうが素早く動いています。

国家は法人税率の低い国家に本社を移転することに批判的ですが、営利企業である以上、税金もコストであることを考えればなるほど、とうなずけます。

 

◆ハイパーノマドはひとにぎり

逆に個人で生活を切り盛りできる収入を得られない多くの人は、職を求めて東南アジアや西アジア、アフリカに出稼ぎに行き、単純労働をこなし放浪することになる、と警鐘を鳴らしています。

 

実際、「ノマド化する時代」にも出ていましたが、私が先日購入したパソコンのメーカー・デルのコールセンターのオペレーターの方は日本語ネイティブではない、のは電話越しにわかりました。

私がOLのころ、大企業は土地代や人件費が安い沖縄県にコールセンターを移転しましたが、今や沖縄県よりもコストが低い中国やベトナムに移りつつあるそうです。

 

出稼ぎ、自体は古くから国内ではありましたが、今後は国境を越えて起こりうること。

私の年代では年金もあてにならない未来に、今の場所で生活を営んでいくにはどうしたらよいのか、考えさせられました。

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